サカセオ|トラップでボールを支配しよう!サッカーを上達させたい親子のためのブログ

サッカーセオリー(サカセオ)サッカー上達のために必要な知識を親子で学んでほしい。

最高のトラップを身につけて一流選手をめざそう

前回、トラップがどれほど大切かを説明させていただきました。
私自身、20歳頃にトラップを少し意識するよう
になりました。今思えば、早い段階でサッカー
で大事なことは何かに気付いていれば少し違っ
た人生を歩いていたかもしれません。
でも、みなさんはサッカーに必要な知識を早い
段階で学ぶのですから夢は広がります。また、
大人になっているからダメというわけではまっ
たくないのです。子供だけではありません、何
歳の方でも上達できます。チームにとって自分
の存在を示したり、うまくなりたいという欲望
もみたされると思います。
私も大人になってから、テレビで見たプロのト
ラップをマネして試合で使っていました。相手
チームの選手が「あっ」「あれ」と、言うほど
うまくいくことがありました。
 
では、トラップは具体的にどうやっておこなうのか?
小学生の低学年、年長などは難しいことを言
われてもまだ理解できない年齢ですね。
たとえ、目の前でトラップをやって見せても本
人がやらなければ意味がありません。
ですので、その子供のペースにあわせてやるの
が一番いいと思います。今日、やらなくても明
日、または1週間後はやるかもしれません。
無理やりやらせようとすればサッカーを嫌いに
なる可能性もでてきます。楽しくできるように
遊んでいる感覚でいいと思います。
ちなみにうちの子には「ボールは体から離れな
いように止めるんだよ」と年長さんぐらいから
教えていました。そしてパスの練習を一緒にし
て「1、2、でけってね」と声をかけてました。
「1」がトラップで「2」がける(パス)ですね。
「2」でボールを蹴らなくてはいけないので
「1」で自然とボールを止めようという意識が身につきます。
ちなみにうちの子は、少しの自主練習でチーム内でも抜けている存在になってました。
とにかく初歩的ですが、トラップからの動きができるようになるだけでずいぶん違うということです。
 
体のどこでボールを止めるかは、転がってくる
ボール、はねているボール、高いボールなどボ
ールの飛び方によって違います。
足の甲(インステップ)、足の内側(インサイ
ド)、足の外側(アウトサイド)、かかと(ヒー
ル)、ふともも、むね、背中、肩、頭など、ど
の部分でもできるように練習しなくてはいけません。
はじめての練習は地面を転がってくるボールをトラップする練習から始めましょう。
トラップのコツとしては、ダメージを吸収する
スポンジをイメージします。また上達してく
るとボールにまさつを加え止めることができる
ようになります。上から下にボールを踏みつけ
る感じです。どちらにしてもボールをピタッと止められるように練習します。
Jリーガーの中村憲剛選手が動画でトラップ&
パスのやり方を教えているので参考にされて下
さい。ボールをピタッと止めることが、最も早
くパスを出せるそうです。私もそう思います。

 

 

ここで将来のためのワンポイント

サッカーでは利き足だけでボールを扱うのはとても不利です。上達するには両足が使えることが大切です。利き足だけでボールを扱うトッププレイヤーはいませんからね。
できる限りでいいので利き足ではない方も使うようにして下さい。理想は右、左を交互に使う!
例えば、ボールをとめるときも、ボールを蹴るときも、できるだけ左右交互に使いましょう。